予防接種・抗体検査

予防接種について

ウイルスや細菌といった病原体が体内に入ると、人の体は病原体と戦うために抗体という物質を作り出します。2度目に同じ病原体が体内に入ろうとすると、この抗体が働いて体内で病原体が増殖したり、活動したりすることを防ごうとします。この仕組みを人工的に作り出そうとするのがワクチンで、予防接種はワクチンの接種によって、疫病の流行を防ぎ、また、罹患しても軽症で済むようにすることを目的としています。
当院でも、様々な予防接種に対応していますので、ご希望の方はご相談ください。
当院での予防接種は、16歳以上を対象にしております。15歳以下の場合、小児科にご相談ください。

主な予防接種

肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌は全体が硬い膜に覆われているため、除菌などが難しい細菌で、感染すると肺炎球菌感染症となり、特に65歳を超えると、重症化し肺炎を起こしやすいことが知られています。そのため、65歳以上の方に接種が推奨されているワクチンで、1度接種したら5年以上の間隔を開けて次回接種を行うようにします。
なお、ワクチンは23価肺炎球菌ワクチンに関して、過去に一度もこのワクチンを接種したことがない人で、65、70、75~95、100歳と65歳から100歳までの5歳刻みの節目の年齢を迎える方は、公費にて3,000円でワクチン接種を行っていただくことが可能です。
また、上記の年齢に該当しない場合でも、接種を希望する時点で65歳未満でも60歳以上であって心臓、腎臓、呼吸器機能に日常生活が極度に制限される障害がある、またはヒト免疫不全ウイルスの感染症で日常生活が不可能に近い障害のある方は、公費による補助を受けて接種することができます。詳しくはお住まいの自治体窓口へお問い合わせください。

帯状疱疹ワクチン

水痘ウイルスは、最初に罹ると水ぼうそうを発症し、治っても体内から排除されることはなく、ずっと神経の奥に潜伏しています。体力が弱まったときなどに再活性化して、帯状疱疹となります。症状は神経に沿ったピリピリとした痛みで、時に帯状疱疹神経痛を発症することもあります。
日本人の9割は水痘ウイルスのキャリアで、50歳を超えると発症しやすくなります。80歳までの3人に1人は帯状疱疹を発症するといわれる疾患です。
この帯状疱疹の発症を予防するために、発症リスクの高まる50歳以上の方に接種が可能になったのが帯状疱疹ワクチンです。

インフルエンザ

インフルエンザは、インフルエンザウイルスによる感染症で、風邪のような、のど、鼻の症状のほかに、高熱、関節痛、倦怠感といった全身症状があり、悪化すると肺炎や脳炎になる危険性もあります。
インフルエンザワクチンは、毎年流行する型を予測して生産・供給されています。そのため、毎年13歳以上の方は1回、13歳未満の方は2回の接種が奨励されており、流行がピークを迎える1~3月の時期にあわせて、遅くとも12月の半ばまでに接種を終えておくと良いでしょう。
自治体によっては、公費補助を受けられる可能性もあります。詳細はお住まいの自治体の窓口にお問い合わせください。

新型コロナウイルスワクチン

重症化すると、重い肺炎を起こし、後遺症も続くという新型コロナウイルスによる感染症は、現在、世界的に防疫に取り組む大きな課題の一つです。
伊勢原市でも、12歳以上のすべての市民の方を対象に、接種を進めています。
接種券が届いた方は、個別会場(地域の医院・クリニックなど)、集団接種会場や大規模接種会場など、ご都合にあわせた会場で、予約を取ってから接種を行ってください。なお自己負担金はありません。
詳細につきましては、市の「ワクチン接種についてのお知らせ」のWebをご覧ください。
当院での接種については、ホームページのトピックスでご確認ください。

風疹抗体検査・予防接種

近年増加傾向にある風疹は、風疹ウイルスによる感染症で、成人になってから罹ると症状が重くなる可能性があること、また妊娠中に風疹に罹ることによって、胎児に感染し先天性風疹症候群による障害を起こす可能性もあります。
そのため、過去に公的予防接種が行われていなかった昭和37~53(1962~78)年度生まれの男性に対し、厚生労働省によって無料の抗体検査・ワクチン接種クーポンが配布されています。まず、抗体検査を受けて陰性の場合はワクチンを接種してください。
詳細は、お住まいの自治体の担当部署にお問い合わせください。
伊勢原市の場合は、公式Webサイトをご参照ください

B型肝炎ワクチン

B型肝炎は慢性化すると肝硬変や肝臓がんなどのリスクが高いB型肝炎ウイルスによる感染症です。接種は3回で1回目から1か月後に2回目を、さらに4~5か月あけて3回目を接種します。

A型肝炎ワクチン

A型肝炎はA型肝炎ウイルスによる感染症で、日本国内ではほとんど感染例はありませんが、途上国等で流行が見られます。そのため海外赴任や旅行などの際に接種が進められています。2~4週間で2回接種を行います。6か月以上海外に滞在する場合、6か月目に3回目を接種することで、予防効果は5年持続します。

日本脳炎ワクチン

日本脳炎は、蚊によって媒介される日本脳炎ウイルスによる感染症です。しっかり予防するためには4回接種が必要です。3歳で初めて打ってから2~4週を開けて2回目、3回目は1回目の接種から1年後の4歳になってから、4回目は9歳を過ぎてからの接種となります。
他のワクチンとの同時接種も可能です。

MR(麻疹・風疹混合)ワクチン

麻疹(はしか:M)と風疹(R)の2種の感染症を予防するためのワクチンです。
生後12か月から18か月の間に初回を、小学校入学の時期に合わせて2回目を接種してください。おたふくかぜワクチンとタイミングが同じになるため、同時接種が一般的です。

水痘ワクチン

水痘ワクチンは、水痘帯状疱疹ウイルスによる感染症で水ぼうそうともいいます。
1歳になってすぐのタイミングで初回接種を行い、3か月以上開けて2回目を接種してください。

おたふくかぜワクチン

おたふくかぜはムンプスウイルスによる感染症で流行性耳下腺炎とも言います。重症化すると髄膜炎や難聴などを合併することもありますので接種が推奨されています。
現在は任意接種で自己負担になります。麻疹・風疹混合ワクチンと同時に接種を受けるケースが多くなっています。

当院で
対応している予防接種・抗体検査

  • 予防接種をお受けになるには、予約が必要です。ご予約をいただいてから、ワクチンをお取り寄せします。
  • 問診票の印刷が可能な方は、問診票印刷をご利用ください。事前にご記入をいただきご持参いただくことで、スムースにご案内ができます。
項目 費用(税込)
インフルエンザワクチン(公費について 未定
肺炎球菌ワクチン(公費対象者) 3,000円
肺炎球菌ワクチン(任意) 8,000円
水痘・帯状疱疹ワクチン(ビケン)
※詳細はこちら
7,000円
帯状疱疹ワクチン(シングリックス) ☆2階接種分
※詳細はこちら
46,000円
MRワクチン 9,500円
風しんワクチン 5,500円
A型肝炎ワクチン 7,000円
B型肝炎ワクチン 5,000円
おたふくワクチン 5,000円
日本脳炎ワクチン 5,500円
破傷風トキソイド 2,000円
項目 費用(税込)
風しん抗体検査
伊勢原市無料クーポンご利用について
6,800円
新型コロナウイルス抗体検査
※詳細はこちら
7,000円
麻しん抗体検査 6,800円
おたふく抗体検査 6,800円
水痘・帯状疱疹 抗体検査 6,800円
B型肝炎抗体検査(HBs抗体[CLEIA法]) 6,800円

問診票について

ワクチン接種をご希望で、問診票の印刷が可能な方は、事前に問診票を印刷し、ご記入いただきご持参いただけますとスムーズな診療につながります。

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